まちのきらりさんみぃつけた
 1982年に、当時パートをしていた阪南市の尾崎保健所より、子育てなどを理由に仕事から離れてしまっている栄養士が資格を活かし学べる場を作る目的で、「在宅栄養士会」発足の要請を受けたのがきっかけです。募集をしたところ同じ志を持つ方々の参加があり、メンバーの変遷を経て、現在40~70代の9名で活動しています。
 保健所管轄内(現在、尾崎保健所は泉佐野保健所へ統合)にある各地域の同栄養士会と定期的に情報共有や学習をしながら、担当地域(泉南市・阪南市・岬町)で、食生活や栄養の指導・講演・実演などを行っています。
 内容は堅苦しくならないようわかりやすく、そして楽しく伝えられるよう心がけています。例えば、幼稚園で行う時は、食べ物を色分けした歌を一緒に歌ったり、食べ物が口から入って排泄するまでを、親しみながら耳を傾けてもらえるよう人形を使ってお話しています。
 大人向けにはパワーポイントを使っての説明、市販食品・飲料に含まれている塩や砂糖の実際量を見ていただいたりするなど、なるべく具体的に表すことを意識して、実感の下で注意を促せるよう工夫をしています。
 より一層、子どもの食育に力を入れたいです。人の食生活は幼年期(4歳頃)までに決まるとも言われています。大切な時期の食事のことを知っていただけるようお伝えしていきたいです。シニアさんには、何歳まででも自炊を続けていただけるよう、手軽で美味しい料理を実演したDVDの献立を考えているところです。地域での栄養教室や高齢者向けの料理教室、お子さんの食事に関するお話会など、お気軽に問合せください。
 栄養士免許をお持ちの方、私達と一緒に勉強しませんか?入会をお待ちしています!